どぉ～～～も

みなさん　コロナの影響はどうでしょうか？

中山家具はボチボチだよと言いたいところですが・・・・・・
影響でまくりです。

と言っても　飯食っていかなきゃならないので　必死で頑張っています。
なので　今は特注物件等の見積もりはかなり弱気な価格でやらさせて頂いてるので　今がチャンスですよ(笑)

さて本日は昨日ですか？大理石のポリ割れを磨き直ししたダイニングテーブルの天板を納品してきました。
まぁ～～イタリア製大理石テーブルでは良くあることです。

今回磨き直し（補修）依頼があった　石種はトラバーチン　イタリア産です。


天板に塗装してあるポリエステル塗装が経年劣化で剥がれてしまうのです。

高級品のテーブルが台無しです。



ぱっと見では分かりませんが　実はかなり　黄変しています。
大理石自体は変色しないのですが　ポリエステルが変色してしまうのです。

今回の補修方法はお客様と相談して　ミガキにしました。
お客様が『もう　塗装がはがれるのは嫌だ』とおっしゃっていたので　
塗装を掛けずに　大理石自体を磨き直しましょうという事になりました。

ミガキ終わった物がこれ



トラバーチン本来の色目になり　ツヤもバンバン　出ています。

うぅ～～～ん美しい　新品同様です。

御存じ無いと思いますが　大理石も　木の無垢板と同じように　磨き直せるんです。
表面をコンマ数ミリ磨く事で　新品に近いツヤになります。
但し　醤油やコーヒー・ワイン等でシミになった部分等は　磨き直しても　色は落ちますが　元に戻る事はありません。でも　私は　そのシミがアジだと思っています。



今回は　ミガキを選ばれましたが　やはり　磨き仕様にしても　長所・短所は必ずあります。
それを理解した上で　ミガキを選んで頂きました。私も　塗装割れは絶対イヤと言うお客様には
ミガキを進めています。

うちの職人が丹精込めて　手作業で磨き込んでくれました。






（上記写真は別の物を磨いている作業写真です。）

納品後　お客様から　こんなに綺麗に直るのであれば　とっとと直せば良かったですよ。本当にありがとうございます。ポリ割れした部分を見るたびに嫌な気持ちになっていたそうで　これからは　食事が楽しみなりますとおっしゃってました。

家具屋冥利につきます。


皆さんも　大理石でお悩みの際は　中山家具に御連絡ください。